「永続敗戦論ーー戦後日本の核心」を読んだ

連日眠れないので、どうせ起きているなら本を読もうと、ちょっと前に買って積んでいた本書を読んだ。

正直政治だとか歴史だとか、戦後がどうこうとか、僕はプログラマーだし死ぬほどどうでもいいって思ってるんだけれど(選挙には行くけどね)、この本はとても興味深かった。

そもそもこの本を知ったのは、6月だったと思うんだけど、BSフジでやっている「プライムニュース」に著者である白井さんが出演しているのを見たのがきっかけだった。

話のテーマは「ふーん」って感じで、なんとなく見ていたんだけれど、白井さんがとにかく落ち着きなく動いているのが気になった。 椅子の背もたれに寄り掛かったかと思えば前のめりになったり、椅子を左右に振ったりしてて、なんだこのおっさんは、と釘付けになった。 そして、話を聞いていると、けっこう面白い。 反町さんもニコニコしながら話を振っていたのが印象的だったんだけれど、それはやっぱり白井さんが落ち着きなく動きまくっていたからなのかもしれない。

本の冒頭で大江健三郎の言葉を引用してあって、2ch のニュース極東で生まれた元・愛国太郎な僕としては、うげー買う本を間違えたかと思ったんだけれど、終わりの方では「〜を見抜いていたとは三島由紀夫はすげーぜ」みたいなことも書いてあったし、その辺こだわりなく扱っているだけみたいだった。 3.11 の原発事故の話から始まって、領土問題、北朝鮮問題、敗戦のお話で〆る構成の、「永続敗戦=国体」についての本。

オリンピック招致での「原発事故の問題はコントロールできてるよ」発言みたいに、領土問題はじめあらゆる部分で嘘をついてるっていうのは、違和感があっても気付いてなかったりする日本人は多いんだと思う。

ただ、サンフランシスコ講和条約で日本の領土が決定されたのであれば、やっぱり竹島は日本の領土で確定なんじゃないの、とか、日本がもっと前に敗戦を受け入れ問題を清算していれば拉致は起こらなかったかもしれないっていうのは中国人も拉致されているって話からやっぱり無理なんじゃないの、とか、部分的にツッコミを入れたくなる部分とか本当に?って思う部分はあるんだけれど、それでもこの本で指摘されていることはその通りだなーという感じだった。

また調べたいことも出てきたけど、先に書いたように僕はプログラマーだし、オブジェクト指向を使うべきか使わざるべきか判断できる人間になるためにオブジェクト指向の勉強に戻ろうと思います。